体脂肪を減らすにはどうすれば日頃より考えている方が多いと思いますが、痩せないと悩んでいる方に向けて、Lyle McDonaldのダイエット記事を紹介します。
<あなたが痩せない本当の理由>
Contents
1カロリー摂取の過小評価/カロリー消費の過大評価
正直言って、通常はこれが体重の減らない主たる理由です。
人々は総摂取カロリーを少なくとも20~50%過小評価していることが研究報告で示されてます。言い換えると、自分が考えている量より20~50%多く食べているということです。
前述したDr Layne Nortonが主張する代謝ダメージの正体は、実はカロリー摂取量の過少報告なのです。
自己報告による摂取カロリーに大きなディスクレパンシーがあるように、運動についても殆どの人がカロリー消費を過大評価していることが複数の研究で報告されています。
ある研究では、実際のカロリー消費より3〜4倍の過大評価をしていたことが分かりました。
2厳しい食事制限とその反動のどか喰い(遵守性)
食事制限が余りにも厳し過ぎると、食欲コントロールが効かなくなり、結局は大食いしてしまう。
3体水分の短期的な貯留(コルチゾール)
ダイエットはストレスであり、トレーニングもストレスです。
これらを同時に過度に行うと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが慢性的に高まり、体水分の貯留を引き起こします。
こうなると体脂肪が減少しても体重は減りません。
4月経周期の体重変化
女性は月経周期に対処する必要があります。個人差はありますが、体重は週ごとに増減します。これは月経周期における体水分の変異です。
Rättger et alから月経前の水分貯留が報告されています。
月経周期中、月経期/卵胞期に比べて排卵期/黄体期の方が、総体水分量が多いことも報告されています。
5厳格な食事パターンの有害性
厳格な食事パターンとは食品をgood or badで考えることです。結局は大きな精神的ストレスに苦しみ、摂食障害になる人が多い。
柔軟的な食事パターンが長期的な成功の鍵です。
まとめ
体重が減って行くと日常生活をしているときに消費していくカロリー自体が少なくなり摂取しているカロリーが当初始めたカロリーのままだと減り幅は少なくなっていきます。なので体重自体が減りにくくなります。
まずは自分の太らない食事量を知ること
その食事量を下回っていれば体重は落ちていきます。
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